社会人がFP3級の合格に必要な勉強時間は?おすすめ教材や勉強法も紹介

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FP3級 必要な勉強時間

社会人でFP3級を取得したいけど、どのくらい勉強したらいいの?

FP3級の試験範囲が広すぎて、勉強法がいまいちわからない…

このような疑問や悩みをお持ちではありませんか?

FP3級は、社会人でも比較的取りやすく、勉強が苦手な方にもおすすめの資格です。

でり

実際、私も本業あり・知識ゼロの状態から、1日1時間弱の勉強を3ヶ月間続けたことで、無事にFP3級に合格することができました!

本記事では、私の実体験を交えながら、以下のポイントを詳しく解説します。

これからFP3級の取得を目指す社会人の方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
  • FP3級取得
  • 1日1時間以上資格勉強する20代社会人
  • FP取得後、固定費月1万円の削減に成功!
でり
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目次

FP3級の試験内容

FP3級の試験内容は、厚生労働省が認定する国家資格であり、日本FP協会や金融財政事情研究会(きんざい)の公的機関が実施しています。

FP3級の試験は、学科試験と実技試験の2部構成です。

まず学科試験では、以下の6つの分野から出題されます。

FP3級試験の出題範囲
  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理(保険など)
  • 金融資産運用(預貯金・株式・投資信託など)
  • タックスプランニング(税金の基礎知識)
  • 不動産(不動産取引・税制など)
  • 相続・事業承継(相続税・贈与税など)

これらの分野は、個人の生活設計や資産管理に欠かせない知識を網羅しており、FP技能検定の公式な出題範囲として定められています。

一方の実技試験は、学科と試験範囲は同じですが、試験を実施する団体(日本FP協会またはきんざい)によって出題形式や内容が異なります。

選択した分野に応じた実践的な問題が出題されるのが特徴です。

FP3級の取得に必要な勉強時間は?

まずは、FP3級の取得に必要な勉強時間について、一般的な目安私自身の実体験の両方から詳しく解説します。

FP3級の取得に必要な勉強時間

一般的な目安

FP3級の取得を目指すうえで、必要な勉強時間は80〜150時間とされています。

試験は大きく6つの分野に分かれており、1つひとつの分野の内容も非常に幅広いのが特徴です。

すべての分野をバランスよく学び、合格基準である正答率60%以上を安定して取るには、ある程度まとまった学習時間が欠かせません。

でり

ただ、必要な勉強時間は、もともとの知識量や勉強のスタイルによって個人差があります。

私の実際の勉強時間

私は、3ヶ月間で合計約70時間の学習を行い、無事に合格できました。

具体的なスケジュールは、10時から19時半まで仕事をし、帰宅するのは20時頃。

毎日21時から約30分~1時間の勉強を続けてFP3級の合格を目指しました。

一般的な勉強時間の目安と比べると、多少短いと感じる人もいるでしょう。

ただ、学科は60点中46点、実技は50点中48点という結果で、合格ラインには余裕を持って達成できました。

でり

個人的にはこの70時間が最適な勉強時間だったと実感しています!

FP3級は何ヶ月で合格できる?スケジュールの目安

FP3級に合格するためのスケジュールは、個々の状況や知識によって異なります。

一般的にはどのくらいの期間で合格を目指せるのか、具体的な目安を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

3ヶ月の場合

3ヶ月間での合格を目指す場合、無理なく学習を進めることが可能です。

理想は、1日1時間を目安に、毎日継続すること。

最初のうちは基礎をしっかり固め、徐々に応用問題に取り組んでいけば、自然と合格ラインに届く力がついていきます。

でり

私も、3ヶ月かけて計画的に勉強を進めたことで、焦ることなく試験本番を迎えられました!

ただ、毎日1時間が難しい日もあるかもしれません。

そんなときでも「30分だけでもやる」という習慣をつけておくと、学習リズムを崩さずに続けやすくなります。

大切なのは、自分のペースに合わせて、無理なく柔軟にスケジュールを調整しながら続けていくことです。

1ヶ月で合格は可能?

FP3級は、1ヶ月の学習でも合格を目指すことが可能です。実際に、以下のような体験談があります。

ただ、3ヶ月に比べると試験までの猶予がないため、「1日2時間以上の勉強時間を確保する」といった集中的な学習が必要です。

通常は、試験に対する理解度を高めるために、時間をかけて計画的に学習することが推奨されます。

直前対策だけで合格できるのか

直前対策だけでは、合格するのは難しいと言えます。

FP3級は非常に広い範囲から出題されるからです。

でり

私が使用した参考書は約400ページあり、試験直前だけでは理解できる内容ではありませんでした…

そのため、試験直前に焦って詰め込んでも、理解が浅いままだと対応できない問題も多く、合格は難しくなります。

コツコツと計画的に準備を進めることが、合格への一番の近道です。

FP3級に独学合格!実際に使ったテキストを紹介

FP3級 参考書

私がFP3級の合格に向けて、実際に使用したテキストを2冊紹介します。

【みんなが欲しかった!FPの教科書3級】図や表が多くてわかりやすい

みんなが欲しかった!FPの教科書3級

FP3級の学習を始めるにあたって、まず手に取ったのがこの参考書です。

でり

最初は、400ページ近くある分厚さに圧倒されて、正直読む気が失せてしまいました…

でも、実際に読み進めてみると、そんな心配は不要でした。

図や表が豊富に使われていて、初心者にもわかりやすい構成になっているからです。

難しい言葉が使われていないので、挫折せずに勉強できます。

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【みんなが欲しかった!FPの問題集 3級】参考書に沿った問題で記憶に残りやすい

みんなが欲しかった!FPの問題集3級

この問題集は、教科書とセットで使うと効果的です。

各分野の内容に対応した練習問題が収録されており、知識の定着を図るうえで非常に役立ちました。

さらに、実技試験の過去問も掲載されているため、本番を想定した対策にもぴったりの一冊です。

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知識ゼロでもFP3級に合格できた勉強法

FP3級 勉強法

知識ゼロでもFP3級に合格できたのは、主に5つの勉強法が効果的だったためです。

1つずつスケジュールふまえながら説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

参考書を読みながら問題集を解く(~1ヶ月目)

最初の1ヶ月はみんなが欲しかった!FPの教科書3級」を読み、各単元の終わりで、同シリーズの問題集を並行して解くことを意識しました。

読むだけで終わらせず、手を動かしてアウトプットすることで、知識が定着しやすくなります。

でり

参考書を1分野だけ読んで、すぐに対応する問題を解く流れを繰り返した結果、効率的に理解できました!

初学者でも無理なく取り組める構成なので、FPの全体像をつかむにはこのやり方がぴったりです。

「参考書を読むのが苦手」「読んでも頭に入らない」と悩む方は以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

参考書が頭に入らない:その原因と資格勉強に活かせる対処法を解説!

問題集で間違えたところを繰り返し解く(1ヶ月~2ヶ月目)

基礎が一通り終わった1ヶ月目以降は、問題集で間違えた問題を繰り返し解く勉強にシフトしました。

意識したのは、以下のように印をつけることで、復習の無駄を省くことです。

  • 間違えたところ:「
  • 正解したけど、理解があいまいなところ:「
でり

「なんとなく覚えている」では本番で対応できないので、正解できるまで繰り返すことを徹底しました!

解説をじっくり読み込むことで理解も深まり、自信を持って解ける問題が確実に増えていきました。

過去問を解く(2ヶ月目~試験当日)

2ヶ月目からは、日本FP協会の「公式サイト」に掲載されている過去問を活用し、実践的な対策に取り組みました。

FP3級は、以下の試験時間が設けられていますが、比較的余裕があるため、時間を計って解く必要はありません。

  • 学科試験:90分
  • 実技試験:60分
でり

実際の試験でも、学科・実技ともに30分以上の余裕がありました。

ただ、間違えた問題はみんなが欲しかった!FPの教科書3級を用いてしっかり復習し、どこでつまずいたかを分析するように意識しました。

過去問には同じような出題傾向があるので、何度も解いておくと安心して本番に臨めます。

スキマ時間で「過去問道場」を使用する(毎日)

通勤中や昼休みなどのスキマ時間には、FP3級ドットコムの「過去問道場」を活用しました。

スマホで手軽に過去問演習ができ、解説も丁寧でわかりやすいため、毎日5分でも続けることで確実に力がつきます。

また、自分の苦手分野を集中的に練習できる機能もあり、時間のない社会人にとっては非常に頼もしいツールです。

でり

問題を解くごとに正答率が表示されるため、自分の理解度や成長も実感できました!

スキマ時間を無駄にせず、学習の総量をコツコツ積み重ねられたことが、合格につながったと感じています。

試験によく出る数字をYouTubeで学ぶ(試験直前の2週間)

試験によく出る数字は、YouTubeの「ほんださん / 東大式FPチャンネル」で学びました。

特に「FP3級・2級重要数字100」の動画は、短時間で要点を効率よく押さえられるので、試験直前の復習にぴったりです。

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